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由紀さんのしあわせ妊娠生活
妊娠10か月、陣痛開始〜出産

里帰り(妊娠37週)

実家は車で1時間ちょっとのところにあるので、里帰りは1週間前でいいかあ・・・と気楽にかまえていたのですが、周囲の「大丈夫なの!?」という声で予定日の18日前に里帰りしました。主人には週末ごとに会いにきてもらうことにしました。

正産期にはいったら1日2時間は歩くようにと産院から指導を受けていたので、母と毎日散歩をしました。最初は1時間でヘトヘトでしたが、毎日続けていると不思議と楽になってきました。



満月パワー(妊娠39週目)

予定日の4日前が満月でした。よく満月の前後はお産が多いと聞きます。
産院の医師も「この連休は満月があるから気をつけてね」といっていたほどです。
我が家は立会い出産を希望していたので「連休に生まれれば好都合!ぜひ連休に!」と散歩に熱が入りました。そして満月の日を迎えたのです。

a.m 3:00 わずかな腰の痛みに目がさめました。「陣痛?」と思い、時間をはかると25分おき。満月パワー恐るべし・・・。とりあえず寝なおしました。

a.m 6:00 陣痛が10分おきになったので主人を起こしました。

a.m 9:00 産院に連絡。

a.m 10:00 陣痛が5〜7分おきになったので、痛みは弱いものの、とりあえず入院。
「結構楽にお産できるかも♪」このときはまだそんな甘いことを考えていました・・・。


a.m 11:00〜 医師の診察をうけたのですが、子宮口はまだ1.5pで、お産は早くとも今晩、おそらく明日になるだろうということでした。長引けば長引くほどしんどいと思ったので、主人とスクワット・階段上り下り・腰ゆらしとあらゆる方法を試みました。しかし、陣痛は7〜10分間隔をさまようばかりで、一向に縮まりませんでした。この日は結局眠れずじまいでした。

翌日
p.m 12:00

お昼頃の診察で子宮口が7cmと言われた時は嬉しくて涙がでました。
「ようやくこの痛みから解放される・・・かも???」


p.m 15:00 内診時に破水。それからは痛みがただものではなくなってきました。
「ヴ〜!!」と声が漏れてくるように。強烈な便意(実際は赤ちゃんの頭が押しているんですが・・・)と腰痛にもだえました。


p.m 18:00 今までにない便意、産道から何かが出てこようとしている圧迫感を感じました。無意識に「出る!赤ちゃん出てくる!看護婦さん呼んで〜!!」と叫んでいました。

分娩室に移ってからは、あまりの痛みで記憶があいまいです。
助産師さんと主人の「呼吸して!」という声で我を取り戻して、無我夢中で呼吸しました。あれほど嫌だった導尿も「もう、何でもしてくれ〜!!」という気分で受けました。


p.m 18:30 スタッフから「力を抜いて!」という声はあったものの、「いきんで!」とは1度も言われなかったので「いったいいつになったら出てくるの!?」と不安でした。赤ちゃんの頭がでたら、体はスルッと出たのを感じました。全ての痛みがこの瞬間消えました。

「綺麗な赤ちゃんですよ」と医師が言ったのを聞いて、力が抜けて涙がでました。(合計37時間30分もかかったお産でしたが、分娩室にはいってからはたったの30分でした)

お股の間から赤ちゃんが私のほうへ差し出されるのを見ながら、「お腹にはいっていたのは本当に人間だったんだ・・・」と感激しました。臨月に入ってからはお腹はかなり大きくなり、毎日散歩して、BABYが出てくるのをひたすら待つだけの日々でした。
けれど、頭のどこかでいつも「本当に人間が出てくるの?」と疑う自分がいました。超音波写真で姿を確認していても、胎動を感じても、この目で実際見なければ信じることが出来なかったのです。

赤ちゃんを胸の上で抱っこしながら声をかけました。
「よく生まれてきたね。偉かったね。」