〜妊娠、天使に会うための10ヶ月〜
お祝いごと一覧

生まれてくる赤ちゃんの無病息災を願って日本には古来より様々なお祝いや行事があります。
人が生まれ育つ節目に「お祝い」をすることで健康や幸せに感謝し、これからの家族生活を豊かにしていくものなので、「しきたり」とか「儀式」という風に強張った感覚でなく、素直に平穏無事を家族で祈っていきたいですね。
●お七夜(おしちや)・命名

まず、赤ちゃんが生まれたら、最初に双方のご両親に連絡します。
夫や付き添い人が性別・体重・母子の健康状態などをいち早く報告し安心させましょう。
母子の健康状態によっては連絡後に不調を来たす場合もあるので、友人・知人などへの報告は「お七夜」を過ぎて安定してからする方もいます。
入院中の間、母子を安静にさせたい場合は考慮しましょう。
また地方やその家々によっては退院時にお世話になった医師や助産婦さんなどに礼金を渡す方もいます。

生後数えで7日目(お七夜)に命名書を赤ちゃんの枕元に飾ってみんなでお食事会をします。
これは赤ちゃんが生まれて最初に行うお祝い事で、正式には名付け親が和紙に毛筆で書いてお披露目するということですが、最近は形式にあまりこだわらず、文具店などで写真や手形・足型やメッセージなどを合わせてアルバム式になっているものを買ったり、産婦人科によってはビデオ撮影してもらいDVD付きの命名書セットをプレゼントしてくれるところもあります。
他にはインターネットなどでオリジナル命名書を作成注文できるサービスもあります。
どんな形式にせよ、赤ちゃんの名前が定まって無事に生まれ一人の人間として成立したことに感謝する日なので、ぜひみんなを集めてお祝いしてあげてください。

命名に関しては通常夫婦が相談して決めておくのですが、両親や仲人・恩人・姓名判断士などに名前を相談したり名付け親になってもらうこともありますので、その場合は前もって頼んでおきましょう。
命名には平成16年に新たに人名用漢字488字が追加され現在、常用・人名用合わせて漢字2928文字と平仮名・片仮名のみが役所に登録できるようになっております。
届け出ることの出来ない文字を使用したり、気に入らない名前だったりするとお祝い事だけに止まらず手続きなどの今後の予定も狂わされかねないので、前もって2〜3の名前候補を調べておくことをお勧めします。
使用できる文字を検索したい方は下記リンクで参照してください。
参照 「本流姓名判断(平成16年追加漢字安全対応版)」へジャンプ (※準備中)

法律では生後14日以内に「出生届」を役所に提出することが義務付けられています。
母子手帳と産婦人科から渡される様々な書類を持っていき、ついでに「児童手当」や「出産育児一時金」なども申請しておくことを忘れないようにして下さい。

正式なしきたりでは二つ折りにした半紙の片側に「父親の姓名と続柄、赤ちゃんの名前、生年月日時、お七夜の日付、命名者の名前と印」を毛筆で楷書体で書き、縦に三つ折りで綴じ外側に「命名書」と書き神棚の下か赤ちゃんの枕元に置き、みんなでお祝いの膳をいただきます。
産婦の床上げ(安静期間を経て起きていても良い状態)したら命名書とへその緒を一緒に大切に保管します。


日本の慶事・お祝いごと一覧
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お宮参り(おみやまいり)
お食い初め(おくいぞめ)
初節句(はつぜっく)
初誕生日
七五三(しちごさん)

(あとがき)
このコーナーを作成するにあたって一番考えさせられたものはやはり「家族」です。
形式的すぎて面倒さが先にたってしまうこれらの行事は、今の日本の時代には何の信憑性もないただの通過儀礼なのかもしれません。
しかし、医療も発達していなく、差別・貧困など色々な弊害を受けながら子供を産み子孫繁栄を願っていた、先人達の時代の「家族」というものの在り方を僕達はもう一度学ぶ必要があると思います。
自分の子と食卓を囲む…これがどれくらい奇跡的なことでありがたいものなのか僕達は知らないといけません。
当たり前になってそのうち時間がばらばらになり会話が無くなる…あげくのはてに非行、DV、離婚、事件…家族の繋がりを感謝するこれらの儀式は決していい加減なものではなく、逆に必要不可欠な文化だと思います。
今とは形式は違えども、今も昔も我が子の成長を祈る気持ちは同じはずです。
「お祝い事」はただの見栄や世間体で行う通過儀礼ではなく、原点に戻って「感謝・願う」気持ちを大切にしながら祝ってあげたいですね。
何かと忙しい世の中だと思いますが、人生の節目にこれらの行事を行い「家族」の大切さを再認識していきましょう。



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