〜妊娠、天使に会うための10ヶ月〜
お祝いごと一覧

生まれてくる赤ちゃんの無病息災を願って日本には古来より様々なお祝いや行事があります。
人が生まれ育つ節目に「お祝い」をすることで健康や幸せに感謝し、これからの家族生活を豊かにしていくものなので、「しきたり」とか「儀式」という風に強張った感覚でなく、素直に平穏無事を家族で祈っていきたいですね。
●七五三(しちごさん)

数え年で、3歳と5歳の男児、3歳と7歳の女児に晴れ着を着せ、11月15日にお宮参りに連れていきます。
これまでの成長に感謝するとともに、これからの幸せを願って神社でお参りをし、初穂料(はつほりょう)5千円程度包んで子供の名前を書いてお祓いをしてもらいます。
お祝いをして頂いたら、帰りに千歳飴(ちとせあめ)などを買い、お返しをします。
最近ではスタジオで記念撮影をしたりドレスを着せたりと人それぞれですが、見栄で着飾ることだけに傾倒して願う気持ちを忘れることのないようにしましょう。

古来では、

とおりゃんせ とおりゃんせ
ここはどこの細道じゃ
天神様の細道じゃ
ちょっと通してくだしゃんせ
ご用の無いものとおしゃせぬ
この子の七つのお祝いに
御札を納めに参ります
行きはよいよい 帰りは恐い
恐いながらも
とおりゃんせ とおりゃんせ


とあるように一般人が公家や武家の子と同等に神を参ることを良しとされなかった時代があったというふうに伺えます。「行きはよいよい 帰りは恐い」というのはけっこう命がけの行事だったのかも知れませんね。

七五三は、江戸時代の武家で男女ともに数え3歳になると「髮置きの祝い(初めて髮を伸ばす儀式)」があり、男児は5歳か7歳で「袴着の祝い(初めて小袖に袴をはく儀式)」を、女児は7歳で「紐落としの祝い・帯解きの祝い(付紐をやめ、初めて本式の帯を巻く儀式)」を始りとします。

そして、入学式・卒業式・成人式(20歳)・就職祝い・結婚式・銀婚式(結婚25年)・金婚式(結婚50年)・還暦(61歳)・古希(70歳)・喜寿(77歳)・傘寿(80歳)・米寿(88歳)・卒寿(90歳)・白寿(99歳)と歳をとる度にお祝い事はやってきます。

日本の慶事・お祝いごと一覧
帯祝い(おびいわい)
お七夜(おしちや)・命名
お宮参り(おみやまいり)
お食い初め(おくいぞめ)
初節句(はつぜっく)
初誕生日
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(あとがき)
このコーナーを作成するにあたって一番考えさせられたものはやはり「家族」です。
形式的すぎて面倒さが先にたってしまうこれらの行事は、今の日本の時代には何の信憑性もないただの通過儀礼なのかもしれません。
しかし、医療も発達していなく、差別・貧困など色々な弊害を受けながら子供を産み子孫繁栄を願っていた、先人達の時代の「家族」というものの在り方を僕達はもう一度学ぶ必要があると思います。
自分の子と食卓を囲む…これがどれくらい奇跡的なことでありがたいものなのか僕達は知らないといけません。
当たり前になってそのうち時間がばらばらになり会話が無くなる…あげくのはてに非行、DV、離婚、事件…家族の繋がりを感謝するこれらの儀式は決していい加減なものではなく、逆に必要不可欠な文化だと思います。
今とは形式は違えども、今も昔も我が子の成長を祈る気持ちは同じはずです。
「お祝い事」はただの見栄や世間体で行う通過儀礼ではなく、原点に戻って「感謝・願う」気持ちを大切にしながら祝ってあげたいですね。
何かと忙しい世の中だと思いますが、人生の節目にこれらの行事を行い「家族」の大切さを再認識していきましょう。



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