〜妊夫の独り言〜

あやんぱの「パパなのだぁ」
1、 歓喜と覚悟

妊娠…。それは男の世界からしてみれば正直遠い世界で起こっている出来事のようにかんじられる事である。
「妊娠したの」と言われた瞬間に感じることは、喜びとともにやってくる責任感。そして面倒くささ。理解不能な事実に不安は隠しきれない。
「いつも恐怖は無知から生じる」
妻にとっても気持ちは同じなのかもしれないので喜びの顔だけを見せて安心させてあげたいと思い、そんな不安を隠しつつ気持ち以上にはしゃぐ努力をしているのも事実である。
僕は完全な楽天家でもないし、お金持ちでもないので両手を上げて喜ぶことができない。
物事に悲観的になっているわけではないのだが、家族を路頭に迷わせるわけにはいかない。

「俺についてこい!」ということで結婚したものの、今まで僕は妻に精神的な安定を求めていたような気がします。
妊娠によってそれを求めるのは酷なことだと我慢してると、精神的にイライラしてくるし、仕事から帰って家のものが片付いてなく、その脇でぐでっと横たわる妻をみると「何やってるんだよ!」と言いたくなる。
「悪阻(つわり)」というのは二日酔いのようなものが長く続くものと解釈すると、二日酔いでも仕事はしなければいけない!というのが普通と思ってしまう。
わがままで偏食家になり、ちょっとしたことでも感情的に物事を判断する。
しょうがないと頭でわかっていても、極論を言えば、実家に帰って生まれるまで帰ってくるな!という気持ちにもなってくる。
「家庭」という安心できる基盤があるからこそ仕事にも打ち込めると思っていたものが崩れ、安心感を外に求める気持ちも芽生えてくるかもしれない。

そんな気持ちを解消させたものは「パパになる」ということでした。

妻が魅力的であれば浮気なんかしないと自分を正当化させてしまい、妻が子供についてあれこれ言うことに僕は責任に潰されそうになり、逃げ出したくなる。
僕にはあいにく浮気をするくらいのお金も持っていなかったし、仕事が楽しいと思えたし、なにより、妻ができないなりに頑張ろうとしている姿がつつましく感じられたのでそこまで自分を追い詰めることもなかったのですが、正直に言えば「浮気」も心の中に存在します。
パパになる実感はまだありませんが、パパになる覚悟だけはつけておこう!と思えたことが責任感からくる不安を解消したものではないか?
子供は好きだし、子供ができたらあんなことこんなことして遊ぼうという希望の方が大きかった。
今まで妻に精神的依存していたから自分で自分を自立させれなかっただけだ。
結局、妊娠という過程で考えさせられるのは責任感と精神的自立と将来の希望。
そのバランスが不安や面倒くささに偏ると「浮気」「ギャンブル」「酒」など外的欲求に精神的安定を求めるのではないか?と思う。

さて、男としての責任は果たせるのだろうか?
なんの、やっていけるさ!必ず!
そう強く心に誓えればきっともっと前を見て生きて行ける。
漠然としていて責任を持つということもあやふやになりがちなこんな時期だからこそ、10ヵ月後にやってくる現実を受け止める覚悟と希望が大切だとおもいました。

written by ayanpa

Post Script:
「男は、強くなければ生きていけない、
けれど、優しくなければ、生きていく資格がない」

BY フィリップ・マーロウ
あやんぱの
「パパなのだぁ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
妻の立場をまったく無視した独断と偏見のパパ初心者の夫からみた妊娠に関する心情を書いてみます。
女性からしてみたら不快に感じられる部分があるかもしれませんが、僕の正直な気持ちを書くことで自分のわがままとやり方の違いを考察しいきたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
INDEX
歓喜と覚悟
一人の時間、家族の時間
一人の時間、家族の時間 その2
妻が妊娠中に夫は浮気をするか?
左脳と右脳 男と女
風のふくまま
オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ
児童虐待
教育と環境?
パパの心配
NEVER CHANGE
狐と狸の化かし「愛」?【1】
狐と狸の化かし「愛」?【2】
愛こそすべて
遠い世界
一日の始まり
男の子? 女の子?
上の子、下の子
ビューティフル・ネーム
夫から見た出産【1】
夫から見た出産【2】
夫から見た出産【3】
一人ぼっちの足跡












コンビ(combimini)

しあわせ妊娠生活HOMEへ戻る