11. NEVER CHANGE
長渕 剛さんの歌を出産の際に思い出して、「ああ、きっとこんな感じなんだ」と思いふけったことがあります。
けたたましく怯え、突き刺すような痛みの向こう側に新しい命があると・・・。
子供が生まれて家族ができた喜び、娘をこの手で抱いた時の感動、震える瞳で妻の手をにぎり感謝・・・。
どんな世の中の出来事よりも今のこの気持ちに浸っていたい。
そして初めて「本当の優しさ」って何なのかを考えたと・・・。
NEVER CHANGE…それは変ること・・・
・・・・・・
世の中で変らないものがあるとするならば、
それは、命あるものは全て生まれ育ちそして死んでいくこと。
でも、死んでしまえば終りではなく、記憶に残り、新しい命は巡りながら受け継がれて進化し、それが歴史を作っていくと思います。
だから、僕にとって子供は「僕そのものの歴史」なんです。
「僕」という人生が終っても「僕」の歴史は続いていく・・・
そしてその「僕」もまた、僕の親の歴史なんです。
かなり宗教的な文章になってしまいましたが、「輪廻転生」という言葉の意味を深く考えてしまう瞬間があります。
手塚治虫の「ブッダ」と「火の鳥」を読み、
「生けとし生けるもの全て、川や山や木が自然の中にあるのと同様、人間も自然の中に生きているからには、何かしらの意味を持って存在している。 あらゆるものと繋がりを持って。もしお前がいなければ、世の中の何かが狂うだろう。だからお前はあらゆるものに対してお前のすべきことを成さねばならない。それがお前の使命であり、生きる価値となるのだから…。それがお前の生きる理由だ。」
という言葉にハっとした。
僕は特別お経も読まないし、仏教徒というわけじゃないけど、子供をこの手にしたその瞬間、その真理を感じずにはいられなかった。
「(すべては)メビウスの輪のようにリンクしている」と・・・
偶然、僕と君が今ここにいる
偶然は必然的に現れるものだよ
だから僕達は同じ川から海へと続く
涙と優しさは絶え間なく時間を流れ
僕が強くなる分だけ君も強くなる
僕の生きる理由のヒントは君の中にあって
答えは僕の中にいつも存在しているよ
まだ僕は答えを見つけられないけど
それは弱いということじゃない
僕と君が始まったばかりなんだから
僕が僕である以上、君は君であり
それはいつまでたっても変ることのない事実
もし僕がこの肉体を離れ別の生物になったとしても
誰もこの事実を変えることなんてできないんだ
愛しているよ…
NEVER CHANGE…
written by ayanpa
Post Script:
この世の戦争や憎しみも変らず続いていくんだろうか?
Imagine all the people living
life in peace.
by John Lennon
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