〜妊夫の独り言〜

あやんぱの「パパなのだぁ」
13. 狐と狸の化かし「愛」?【2】

「妊娠中だから仕方がない」・・・そう言えば話は丸くまとまるかもしれない。確かに僕も妊娠中はそっけなくなるから、不安になられてしまうのはしかたがない。
妻も妊娠中で不安が募るし、体も言うことをきかなくなる。
でも、あまりにも心配な言葉をかけられると嫌になるときがあります。
僕は前にも妻に、(浮気を)する気がないし、したとしても120%の嘘を通すと言っておいたのですが、思い出したかのように何度も浮気していないか確認させられると正直冷めてきます。

僕の思う浮気の最大の原因は「自分を信じることができない」ことだと思います。「自分を信じることができない」ということは、相手を信じることができないということです。
「相手を信じることができない」ということは、相手から信じてもらえないということです。
中学時代に学校のトイレでふかすタバコのように、浮気は何の成長性もない無意味な行為で、煙のようにむなしい。でも、心の弱さがそれに依存すると思います。
信じることができないので不安になり、相手を疑い、そして自分の心の隙間を埋めようとするのです。

浮気する・される双方に、今まで信じあってこなかった原因があると思います。
僕は「浮気しない?」と確認される度に、ああ、信じてもらってないんだなぁ…と思い、逆に浮気したくなります。
だって妻は自分に自信がないから僕にそういうわけであって、僕のことなんてちっとも考えてない。
そっけない態度してるかもしれないけど、そっと見守っている面だってあるんです。
ぼくは自分に自信がない人は嫌いだし、メソメソした態度は、もし事故かなんかで僕が死んで一人で子供を育てていかなければならなかったらどうするんだよ!と言いたくなる。
(ぼくは「あなたがたとえ死んでしまっても、子どもたち私がしっかり育てていきます、心配しないで」と言ってもらったほうが余程嬉しい。)

「あなた無しでは生きられないの」なんて言葉に男は弱いけど、そんなの詭弁だし、もしそうなら出会うまでに死んでるはず。
「あなたがいると、より一層私の人生は楽しい」ならまだわかるのに。
そうやってお互いに信じられなくなる寂しさは、まず相手を面倒に思い、疑い、不安にし、不足と思います。

二人が一緒になるってことは、二人三脚なわけで、歩幅を合わせるように人生レースを走っていくということで、もし一人倒れて走れなくなっても支えながら走るか、もしくは切り捨てるかしてゴールを目指していかなければならないことだと思うのです。
僕は妻と同じ人間になるつもりはないし、僕が倒れても子供を守るために走り続けて欲しいと願う。

僕達は「比翼連理(※)」であってはならない。
お互いが自立した連合でなければ。
そのかわり僕は妻が倒れないようにしっかりと支えながら信じていくし、妻からしてみてもそうだと思う。
だから、もし疑いを持ってそんな質問をされると、僕の言葉はただの言い訳にしかならなく、僕の存在価値の消滅に繋がる。

妻の帰省中、友達と呑みに行った時、帰りがかなり遅くなったとき…疑おうと思えばいくらでも疑える。
そんなこと言い出したら、妻の帰省中、友達と呑みに行った時、帰りがかなり遅くなったとき…にお前は何をしているんだよ!と同じように疑ってしまいます。
こういう状態になると信頼関係は崩壊し、回復は難しい。

どっかの人相の悪い有名占い師のように、悪いことばっか言ってけなし、ちょっとでもそれに当てはまると「そらごらんなさい!」と自分が正しいとばかりまわりにアピールする。
それは、言うことをきかない子供に、わざとおどしをかけて自分の言う通りにさせる大人とか、自白を強要する一部の刑事達と同じことだと思います。
そりゃ人間誰しも弱いし、まったく純粋な人なんていないし、失敗しない人もいない。誰にだってそうなる可能性はあるんです。

そうならないために必要なことは、「疑う」や「不安」を持つことよりもまず、「信頼関係」を築くことだと思うんです。
「信じて裏切られたら自分がバカみたい」と思うかも知れないですが、反証して「疑って裏切ることは利口」もしくは、「疑えば裏切られない」であるかの問いに矛盾が生じます。
「信じて裏切られない」が真実ではないでしょうか?
もし、どうしても疑ってしまうようなら、証拠をきっちり押さえて慰謝料をふんだくり、社会的に抹殺すればいいんです。
その場合は冷徹な気持ちが必要ですが…。

まずは自分を信じてみる。これに尽きると思います。

written by ayanpa

Post Script:
(※)「比翼連理」:「比翼」とは古代中国に住む伝説の鳥。一つの体が真ん中で左右に分離していて、片方が雄、片方が雌となり、どちらか片方が欠ければ飛ぶことも出来ない。一心同体のような意味で欠くことのできない存在としての比喩。
「連理」とは大樹の幹から伸びる枝が重なりながら多様に絡み連なっている状態のこと。人と人との繋がりを表す比喩。

あやんぱの
「パパなのだぁ」
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妻の立場をまったく無視した独断と偏見のパパ初心者の夫からみた妊娠に関する心情を書いてみます。
女性からしてみたら不快に感じられる部分があるかもしれませんが、僕の正直な気持ちを書くことで自分のわがままとやり方の違いを考察しいきたいと思います。
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INDEX
歓喜と覚悟
一人の時間、家族の時間
一人の時間、家族の時間 その2
妻が妊娠中に夫は浮気をするか?
左脳と右脳 男と女
風のふくまま
オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ
児童虐待
教育と環境?
パパの心配
NEVER CHANGE
狐と狸の化かし「愛」?【1】
狐と狸の化かし「愛」?【2】
愛こそすべて
遠い世界
一日の始まり
男の子? 女の子?
上の子、下の子
ビューティフル・ネーム
夫から見た出産【1】
夫から見た出産【2】
夫から見た出産【3】
一人ぼっちの足跡












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