17. 上の子、下の子
うちの娘と今度生まれてくる子は年子になる。
周りからは「作るのだけは早いなあ」「年子は育てるのは大変だぞぉ」と冷やかされたり脅されたりしますが、それでもみんな気を使ってくれて「奥さんの様子はどうだ?」「かわいい子が生まれるといいなあ」と励ましてくれます。
そんな中、心配になるのが「上の子、下の子」であることの子育ての違いです。
よく聞くのが「上の子は叱る対象でにくたらしくなる、下の子は守る対象で上の子よりかわいく感じる、だから上の子は親の愛情が減らされたと感じてわがままになっていくし、下の子は愛情が足りないと感じて甘えん坊になっていく…。」
うーむ、わかるようなわからないような…。物理的な労力が割られるのはわかるが、愛情にも「質量保存の法則」が当てはまってしまうのだろうか?アルキメデスもびっくりだ。
でも、手間の掛け具合が今までのようにいかなくなったら、そのように子供に受け取られてしまうのもしょうがないのかもしれない。
僕は年子であるということの利点は「同等に育てられる」ことだと思っていた。しかし、娘のめまぐるしい成長を実感すると、たったこの一年の違いはえらく差がついててとても「同等」として育ててはいけない。
僕の子育ての理想は「姉妹」としてではなく「個人」として育てること。
「上の子、下の子」と兄弟の序列をつくることよりも、社会の個としてうまくやっていけるようにしていきたい。
「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい!」と言うのではなく、
「○○ちゃん、我慢してくれてありがとう」と言いたい。
確かに序列をつくることは規律を守らせ、社会の役割分担をさせるのには大切なことかもしれない。でも、一家庭内において「上の子、下の子」であっても、社会の中ではそうではないと思うのです。
この封建的な資本主義の中で「個」としてあることは、ある意味過酷なことなのかもしれない。
でも、僕は姉妹を別々に育てるんじゃなくて、二つの個として「共生」していけるような人間に育って欲しいと願っているのです。
はたして僕は平等に愛情を与えて姉妹を個として育てていけるんでしょうか? 不安半分期待半分です。
written by ayanpa
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