〜妊娠、天使に会うための10ヶ月〜

妊娠中、知らない間に周りの人を傷つけていませんか?
待望の赤ちゃんを授かってしあわせいっぱいのあなた。
あまりにも突然の予期せぬ妊娠に戸惑っているあなた。

状況は人それぞれで、妊婦さんが100人いれば、100通りの考え方・感じ方があるのは当然です。でも、縁あって妊婦さんとなったわけなのですから、ちょっと考えてみて欲しいことがあります。まずは次の文章を読んでみて下さい。
(ある方からご投稿いただきました。)

『ある不妊の傾向がある方が、不妊治療で有名な産婦人科に行った時のこと、妊婦さんが、待合室で「ここは産婦人科なのに、(自分の他に)妊婦さんがいないんですね。」と、発言してしまったそうです。
それを聞いて、涙が出そうだった、と書いていらっしゃいました。
また、やはり待合室で、赤ちゃんの靴下を編んでいる妊婦さんがいらしたそうで、それも、不妊治療でいらしている方にとっては、心を切り裂く刃物以外の何物でも無かったと思うんです。』
 
産婦人科は妊娠〜出産をする人だけが行く場所ではありませんよね。
赤ちゃんが欲しいのに不妊に苦しんで辛い治療を続けている人、なんらかの事情があって赤ちゃんを中絶しなくてはならない人、子宮の病気の人も当然いらっしゃるわけです。

妊娠することができるのは、とてもしあわせなことです。
産む産まないの選択は自由だけれど、妊娠したくてもできない状況の方からすれば、
妊娠できるというのはそれだけでもう、とてもすばらしいことです。

私自身も、友達が妊娠したときに「実は言ってなかったけれど、半年間不妊治療に通ってようやくできた赤ちゃんなの」と告げられて、"ああ、もしかしたら、私は知らない間に(自分の妊娠話をすることで)彼女を傷つけていたのではないか"と反省したことがあります。

いろいろな立場の人がいることを踏まえて、
妊娠中の女性が産婦人科で気をつけなければいけないことって何だと思いますか?
以下に妊娠〜出産を経験されたママさんたちに寄せていただいたご意見を掲載します。
ちょっとしたことかもしれませんが、あなたの一言が誰かを傷つけたりしないよう、
考えてみてください。


私が初めてこの文章を目にした時に感じたことは、「人は、悪気が無くても、無知であるが故に他人を深く傷付けてしまう事があるのだ」ということです。
かくいう私も、何も考えずに妊娠を当たり前の事として受け止め、過ごしてしまっていたので、もしかしたら病院で誰かにこのような思いをさせてしまっていたかもしれません。
この文章を読むのが、もっと早かったら・・・と、自分のそれまでの行動の軽率さを思い知りました。

昔、出産目前の妊婦さんが刺殺されてしまった事件がありましたが、犯人は不妊に悩む女性で、犯行の動機は「その人が幸せそうだったから」というのが動機でした。
私は、この文章を見て、その事件を思い出しました。世の中には様々な事情で、子供を産み育てるという事が叶わない人が大勢います。その方達からしたら、お腹が大きい人が近くに居る、というだけで、もしかしたら羨ましくて、辛くてたまらないかもしれないですよね。

だからと言って、お腹を隠して歩け、とは言いません。
だけれど、『産婦人科には、様々な事情の人がいるのだ』という事を頭の中に入れた上で行動していれば、不用意に人を傷付けてしまう人・傷付く人が減ると思うんです。
例えば、知っていれば少なくとも上の文章のような発言は、していないはずですよね。

本当は、産婦人科にも問題があって、出産の為に通院している方とそうでない方の待合室を分けるなどの心遣いを病院側もしていくべきだと思うのです。
でも、ほとんどの病院が待合室は一つ、とゆうのが実情ですから、私達も、『待合室に妊婦さん以外の患者さんが居たら、出産準備の雑誌などは近くで広げない』などの心遣いは出来るはずですよね。

人というのは複雑で、自分はどんなに注意しているつもりでも、悪意はなくとも誰かを傷つけてしまうことがあります。それは、仕方の無いことなのかもしれません。
ただ、『知っていたら気を付けられること』というのも、世の中には沢山あります。
知識はいくら持っても、荷物にはなりません。このサイトをきっかけに、広い知識と思いやりの心を備えた、素敵な妊婦さんが増えることを、心から願っています。
(神奈川県、F.I、30代前半)

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