〜妊娠、天使に会うための10ヶ月〜

夫に”パパになる自覚”を持ってもらうために

妊娠期間、女性の体はめまぐるしく変化していき、それに伴って精神状態も変化します。
お腹の中に新しい命を宿すと言う、一大事業の真っ只中にいるのですから当然です。
もちろん、精神的に不安定になったりすることもありますが、女性が10ヶ月かけて徐々に「ママ」になっていくのに対して、男性は”実際に(赤ちゃんが)生まれてみないことには
「パパ」の自覚がもてない”のではないでしょうか。

私の場合も、前回の妊娠中、胎動がはっきりわかるようになってくると夫にそのことをわかってもらいたくて、何度もお腹を触ってもらっていました。
胎動を手のひらで感じることで、「ここに赤ちゃんが生きているんだよ」ということを伝え、
パパになる実感を持ってもらいたかったのです。

でも、後で夫に聞いてみると、「あのときは正直、赤ちゃんが生きているという実感はなく、ただ単にお前のお腹が動いているとしか思えなかった。」と言っていました。
やはり、女性は自分の体内で生命を育んでいるわけですから、ものすごいリアリティを感じることができますが、同じことを男性に求めるのは難しいと言えるでしょう。

でも、「だったら仕方ないよね」とは思わないで下さい。
「妊娠は他人事じゃない」ということを、しっかり夫にわかってもらいましょう!
そうすることにより、出産後も、育児に協力的なパパになってもらえるはずです。

* * * * * *

どうやら、「私の気持ちを察してよ」という女性心理は、男性には通じにくいようです。
つわりの気持ち悪さ、大きなお腹を抱えて生活をする大変さ、いろんな行動が制限される不自由さ、「言わなくてもわかってよ!」というのは無理な相談です。

私も重い布団の上げ下ろしのときなど「私が妊婦だってわかってるんだから、ちょっとくらい『手伝おうか』って言ってくれてもいいのに・・・」と内心で文句を言い、協力してくれない夫に対して「わかってくれていない」という不満を募らせていたことがあります。
でも、夫は別に協力するのがいやだったわけではなくて、何をしたらよいのかわからなかったというのが本音だと思うんです。

その後、何度か話し合いをし、夫が「お前が大変だってことはわかっているけど、実際にどうしてあげればいいのかわからない」という気持ちを持っていることを理解しました。
以降、重いものを持たなくてはいけないときには「これ運んでくれる?」とお願いし、腰痛でつらいときには「悪いけど、腰のマッサージしてくれると嬉しいなあ」と甘えるようにしてみました。声に出して伝えるということは、思ったよりずっと大切なんですね。

妊娠も、出産も、決して女性だけのものではありません。
夫婦で共有して大変さを乗り越えていくことで、パートナーとしての絆も強くなるのだと思います。そして、この妊娠〜出産という大変な時期をいっしょにがんばってくれた夫となら、
これから始まる赤ちゃんとの生活もきっとうまくいくはずです。

”パパになる自覚”は一朝一夕で身に付くものではありません。
でも、「言わなくても(私の気持ち)わかってよ!」と不満を溜め込むのではなく、「これこれをしてほしい」とどんどん口に出してお願いをしてみましょう。
(”してくれるのが当然”という態度じゃくて、「〜〜してくれると助かるわ」というかんじで、
うまく協力を求めるのがベターです。夫も頼られている実感が増すと思います。)

男性は行動することで”パパになる”リアリティを感じるようになっていくのだと思います。
育児に協力的なパパになってもらうためには、妊娠中からのトレーニングが肝心です!



新米パパのための妊娠・出産ブックレットわかったよ、ママの気持ち 妻の妊娠中夫が考えていること
新米パパのための妊娠・出産ブックレットわかったよ、ママの気持ち
著者:足立智昭 / 佐々木和子
出版社:中央法規出版
本体価格:1,200円

楽天ブックスで購入する
妻の妊娠中夫が考えていること
著者:兼坂頼介
出版社:情報センター出版局
本体価格:1,300円


楽天ブックスで購入する




しあわせ妊娠生活HOMEへ戻る