妊娠中の体重増加のめやす


厚生省によると、体重が2500g未満で生まれる低体重児の全体に占める割合が、03年には9.1%に増えたそうです。
厚生労働省の研究会は「低体重児」が呼吸や消化機能が未熟な場合があり、また、胎児期の栄養不良が成人後の生活習慣病を起こすという報告もあるので、妊婦に正しい体重管理を知ってもらおうと3月から研究してきました。

医師や管理栄養士らでつくる研究会は、妊婦の妊娠前の体格と「低体重児」や「帝王切開」などの出産リスクとの関連を01年〜03年の1780例について調査。
その結果、体格指数
BMI が18.5未満の「やせ」の女性では、妊娠後の体重増加が9〜12sの場合の人の方が、それ以下しか増えなかった人よりも「低体重児」を出産するリスクが低く、同じように「ふつう」( BMI 18.5以上25.0未満)の女性は7〜12sの人の方がリスクが低いという結果が出ました。

「肥満」(
BMI 25.0以上)では関連が確認できなかったため、健康な胎児と胎盤、羊水を合わせた重さの約5sを目安にしました。

妊娠中期(16週から)以降の週単位みると、「やせ」「ふつう」とも0.3〜0.5sずつ増えることが望ましいとしています。「肥満」の人は糖尿病など他の病気との関連もあって「個別対応」としています。

◆妊婦の望ましい体重増加量(厚労相研究会のまとめ)

 
妊娠全期を通して
妊娠中期(16週)からの1週間当たり
やせ( BMI 18.5未満) 9〜12s 0.3〜0.5s
ふつう(18.5〜25.0未満) 7〜12s 0.3〜0.5s
肥満(25.0以上) 少なくとも5s 個別対応

BMI=体重(キログラム)÷{身長(メートル)×身長(メートル)}
例)体重54キロで身長が158センチの場合
BMI =54÷(1.58×1.58)=21.6 となります。


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