妊娠3か月(8週〜11週) |
妊娠3か月(11週末)の赤ちゃん |
妊娠3か月(11週末)のママ |
・身長:約8cm
・体重:約20g
あらゆる生物の原型「胎芽」から、人間の赤ちゃん「胎児」と呼ばれるようになります。
しっぽは完全になくなり、頭・胴・足が発達して3頭身になります。また、まぶたや下あご、頬も発達し、歯のもとになる「歯根」もできてきます。
血液循環も始まるので、心臓の拍動がしっかりしてきます。
ドップラー(※1)で赤ちゃんの心音を確認できるようになります。
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・子宮の大きさ:握りこぶし大
つわりがピークに辛い時期。個人差もありますが、一般的に7〜9週ごろが一番辛い時期のようです。
子宮が少しづつ大きくなり、下腹部がすこしふっくらとしてくる感じです。
大きくなった子宮が膀胱や腸を圧迫するので、頻繁に尿意を感じるようになります。便秘しやすい傾向も。
妊娠の影響で、乳房が張ったり、乳首やその周りが黒ずんできたりする人もいます。
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※1・・・ドップラー(ドップラー聴診器):人の耳には聞こえないような高周波の超音波を体の組織に当て、赤ちゃんの心臓の拍動を超音波の周波数の変化で捉えて、機械が音に変えるものです。ドックドックと力強い赤ちゃんの心臓の拍動を聞くことができます。
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超音波断層装置で見た妊娠9週の胎内(管理人ayanの場合)
↓ ↓ ↓
健診日:2004/7/2
※この日の診察では、右側のほうにはっきりと胎児が写ってるのが見えました。
体調は、2.1cmということです。この時期はものすごいスピードでどんどん大きくなっているようです。まさに、生命の神秘という感じです。
この写真ではよくわかりませんが、心臓もちゃんと動いていると言われ、一安心。
この日の診察では、この超音波写真のほかに、ビデオテープに胎内の様子を録画したものを持ち帰らせてくれました。一人目妊娠のときには、ものすごく感激して、自宅に戻って家族にビデオを見せたりもしましたが、二回目となると家族も慣れてしまって、そこまで興味がない様子。でも記念になるから撮っておいて、このおなかの子が大きくなったら見せてあげようと思います。
この日の体重は妊娠前に比べて+1.5kgでした。
今日の診察の帰りに、母子手帳をもらうための書類をいただきました。
これを持って管轄の保健所に行くと、母子手帳が交付してもらえます。
次回の診察から母子手帳を持参してくださいとのこと。母子手帳をもらうと、
何だかすごく「赤ちゃんが生まれるんだ〜」という実感がわきます。
この時期に注意すること |
まだ胎盤が完成していない時期なので、おなかの赤ちゃんは不安定な状態です。妊娠初期の12週くらいまでは流産が起こりやすいので、過労や無理は禁物です。
転んだりしては大変ですので、ハイヒールはやめにして、歩きやすく足に負担をかけない靴を選びましょう。
つわりが辛い時期ですが、体重管理のことはひとまず忘れて、食べられるものを何でも食べ、水分補給を心がけましょう。
つわりがひどすぎて、何を食べても吐いてしまう場合や、体重が数キロ減ってしまうような場合は医師に相談してみましょう。
それまでのように生活ができないことでストレスを感じることもあるかと思いますが、思うように行動できないことに対して罪悪感を持たないことが大切。いまはおなかの赤ちゃんを育てている大切な時期なので、他のことが多少おざなりになっても仕方ないや、くらいの気持ちで!
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